わたしの木
ここに暮らし始める前から
ぼうぼうに枝を伸ばしていた
杏の枝を冬にバッサリ切った
今年は咲かないかなとおもうくらい
夫にばっさり切られてしまったけれど
毎日毎日 蕾が開いていく
枝もないのに こんなところから
蕾が生まれるんだという驚きをはじめ
この目の前にある一本の木を通して
さまざまなメッセージを
受け取って感動してる
いままであったものを
削ぎ落としていく作業は
こわいしドキドキするし
失敗したらどうしよう
人はどうおもうかな
そんな不安も少なからずあるんだけど
ほんとうにやってみたいことが
あるときほどたくさんあるんだけど
自然を見ていると
勇気が湧いてくる
春はとくに
そのエネルギーが強いよね
だからわたしも
いままでわたしの一部だった枝を
思いっきり切って
スッキリ軽くして
あたらしいことを
やってみることにした。
わたしの木を活かすも枯らすも
わたしなんだし
どれをえらんでも
最善なことしか起こらない
体験したい
それが自分の望みなんだから
思う存分楽しみます。
いつも最善へと導いてくれる
つながりひびきあうすべてに
ありがとう
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