いちまい
いちまい剥けたとおもったら
またあらたな皮を目の当たりにして
愕然とする
玉ねぎの皮のように
何層にも重なっているのは
わかっているつもりだけれど
その度にぎゃーー!と
正直 全部投げだしたくも
穴に入りたくもなる
どんだけ晒してるんだろ
でも この道を通ったからこそ
見えたものばかり
もしかしたら
スマートに辿り着く道も
あったのかもしれないけど
これまでの自分が
望まなかったんだから
仕方ないね
その度に
知らない自分を知り
無意識に握りしめていたものから
手をほどき
すこしずつゆるすことを
覚えていく
まだまだまだまだ
当然だけど
それでも愛されてるし
愛していいよってわかったこと
そこに自分と自分の信頼が
結ばれてきたことが
すごく心強いんだな
目の前のすべてが
ありがたいな
それに尽きるよ
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